2015/08/05

渋谷にあるなかじまという飲食店が大好きで、だからきょうもひとりで行って虚空を見つめながらホイコーロー丼を待っていて、このなかじまが好きって気持ちは日常が好きみたいな気持ちに近いなと思った。ホイコーロー丼が好きというよりも、変わらないものが愛おしい。同じ味、同じ人、同じプロトコル。ルーチンワークは退屈なものだとされているけど、常に変化を求められるのも疲れてしまう。世界になかじまみたいな場所があっていい。成長しないことだってひとつのスキルのように思う。終電を逃すのもスキルだと思う。路頭に迷うのもスキルだと思う。僕はきっと、路頭に迷うのに向いてないから、ここでこうやってホイコーロー丼を待っているんだ。

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