2015/03/29
満員の電車に揺られているときとか、食器を洗っているときとか、夜、コンビニから水とカルピスを買って帰る道とか、だいたいひとりでいるときに、僕はだいたいひとりでいるから、忘れていたことをまた思い出してしまう。忘れられないのは、そのことを上書きするようなできごとがそれから起こっていないからだと思う。
好きという言葉の意味が人によって違う。僕は好きは全部好きだと思う。好きというのは boolean 型で、0か1で、嫌いなところさえも好きの対象だと思う。そう考えると、好きになることは許すことと似ている。僕はあなたのことを全部許すことができます、そういうのどう思いますか、そういう意味で僕は好きですと言っている。そのことを了承してくれるなら、相手にも僕を許してほしいと思ってしまうのかもしれない。
何度も何度も、思い出すたびに検証する。僕は、僕がしたかったことに素直に従ってしまったのが悪かったのか。相手の気持ちを考えず、相手のなかに自分を探して、まるでひとりごとみたいに話しかけていなかったか。そのことに気づきながらも、どこかで許してほしいと甘えていなかったか。
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