ニブロール「リアルリアリティ」
公演がはじまって、舞台に文字化けした文字が投影される。文字に意味はなく、それは模様としての文字化けでしかない。なぜそこに文字化けがあるかというと、舞台装置だから、そういう演出だから。大音量で鳴っている音楽についても同じだし、身体の動きについても同じだ。ここでは、あらゆる理解できないことが「ダンスだから」という理由に回収されていく。それでは、いったいダンスとはなんなのだろう。まったく興味を持てない身体たちが動きつづける様子を見続けながら、これがダンスと呼ばれるのなら僕にはダンスは必要ないと思ったし、こんなひとりよがりなものダンス以前に表現ですらないと思ってしまった。
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