2015/01/17

餃子の王将渋谷道玄坂店では通常の焼きめし定食のほかにミニ焼きめし定食とスーパー焼きめし定食があり、それぞれ価格が約700円、900円、1100円というように3タイプ用意されている。焼きめし定食は焼きめしに餃子が1皿、サラダに唐揚げが2個、そしてスープがついてくるが、ミニ焼きめし定食になると焼きめしの量が減り、唐揚げがなくなってサラダの量が増える。それではスーパー焼きめし定食はどうなるかというと、焼きめしの量は同じものの、餃子が2皿になり、唐揚げが4個になって、サラダがなくなる。この差分から、わたしたちはお金を払うとサラダがだんだんなくなっていくという事実をつい指摘したくなってしまうけれど、実はよく見ると、申し訳程度についてくるスープがどのプランにおいても量も味もまったく変わらないというところに本質的な差異があるのではないか。さらにこのスープは、焼きめし定食のほかにも天津飯などの単品で提供されているメニューにおいても自動的についてくる「おまけ」なのである。効率化の果てに交換可能な存在になってしまった中華スープが、渋谷の片隅のわたしたちの200円のさみしさを埋めているのだ。

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