僕の呪文も効かなかった

夏が来るから夏の魔物が聴きたかった。昔読んだ本では夏の魔物は君自身の虚像であり、「もっと近寄って、傷つけあって、壊れていくことでの、永遠に続く【掟】への反発」の象徴だった。けども、東京に来てからいつか知った解釈だと、夏の魔物は、生まれなかった彼女との子供だった。この話を、自分のインターネットに書いたのではなかったかと思ったけど、夏の魔物は自分にとって特別に好きな歌だったから、かつて好きだった人にだけ直接話したくて、その人に話すまで、他の誰かに話すのをやめた気がした。いつ頃のことだったか、どんなふうに話したか、それももうはっきり思い出せない。
youtubeには小島麻由美のカバーしかなかったけど、これも好きだ。
http://www.youtube.com/watch?v=CxiW8ZVTQS8

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