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ブラザーに 今すぐなる

2014/08/17

ソーシャルに 疲れたわたしは 旅に出る

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ソロモン王も苦悩する

人に施しを与えるそびえ立つパンタロンの王――ソロモンさん――だって苦悩するのだから、辞書を引かず小間使いにもなれずヤクザのような風貌の男ではない私が苦悩するのは当然だ。
「ソロモン王の苦悩」は、堀江敏幸が書いたような古い絵葉書に書かれたシチュエーションに自らを放り込むソロモン王の描写が少なくてがっかりしたけど、全体的によい物語であった。

唐突だけど、私は古い日記の中に自分を放り込むのが好きだ。
それは一般に名前変換小説とか夢小説と呼ばれるような「自分のために編まれた物語の中に飛び込む」感覚ではなくて、閉じて完結された物語の中に自ら飛び込み、追体験する感覚だ。だから私は夢小説の一派ではなく、物語を歪に読み歪に書き換える二次創作の一派に属する。

古い日記に自分を放り込む話だった。

私にはお気に入りのブログがいくつかあって、それらは大体更新を鈍化しているか止まっている。かなり歳上の恋人との生活を綴った彼女のブログを読めば同じ行為(例えば?、例えば、桜を見に行くためだけに旅行したり、ネックレスを貰ったりという行為)を試したくなり、実際に一つや二つは試した。すごいエゴだと思う。自分が受けている愛情を、赤の他人の日記の中に落とし込もうとする行為は。しかしてそれは責められない。
また、誰かがどこどこの洋服はいいとか、誰の本は良いとか言っているとそれを着てみたり読みたくなる。たとえ古いものでも。だからいつか「犬が星見た」と同じコースにてロシアの旅行をしたいと密かに思っている。

全てのなりきりチャットは古い日記に。

なりきりチャットをするタイプではなかった。物語や実在の有名人の物語に自分が入り込むより、それらを歪に読み替えるほうが好きだったから。物語が閉じたあと、つまり原作が完結したあとでも夢小説のサイトは活発に動いている。だってキャラクター×自分という物語は完結していない。面白いものだと思う。
私は完結したものを読み替えて書き換えてどこに行こうとしているんだろう。古い日記の中に潜水してもどこにも行けない。記述者にはなりきれないというのに。

「ファントム・ペイン」と「スナフキンの手紙」どちらか忘れたけど、自分が選択しなかった物語は平行世界として隣にあるという話が好きだった。選択しなかった物語。それは時間軸を飛び越えるから、私は古い日記の登場人物だったかもしれないし、Instagramに色々な「おしゃれな生活」をアップロードする存在だったかもしれない。もしくは乞食かもしれないが。
Internet Archiveからふるいデータを引っ張ってきてその中で溺れるという生活をしていると現在地が分からなくなる。

9

ビバ

ぼん盆♬
なんて、テンションではないのだけれど。

疲労蓄積のせいか、蕁麻疹がでたので、ちょっと実家帰ってきただわよ。
休みに行ったつもりだったけど
とてもとても…な一日だったわよ。

「年老いる」

強くありたいけれど
弱さを見せることも大切なんだわよ。っていうのを、自分がそうなった時に覚えてられるかな?だわよ。
見栄とか世間体とか、頑固とか。。。

電話の様子がおかしい


涙ながらに助けてと言って電話を切られたとババが言う。
縁のあるおばぁちゃんのお家に
家族で駆け付けてきただわよ
おばぁちゃんは無事だったわよ
でも

同居して献身的に介護してた娘さんが旅立ってしまっていたよ。
立派な戒名をもらって。

それを誰にも言えずに過ごしていて
一人で耐えきれなくなって昔からの友人=ババへ電話をかけてきたんだわよ。

誰かに話を聞いてもらったり、頷いてもらうことなく、一週間。
本当は、四十九日まで黙ってるつもりだったと。
電話、かけてくれてよかっただわよ。

迷惑かかるから〜とか
世間体をとても気にする
見栄っ張りな気質が自分を追い込んでしまったんだね。
何度も泣き崩れて。

話を聴くこと数時間。合間に親戚とも電話を繋ぐ。

しばらくしたら落ち着いて。
甘いものをたべて、少し笑ってくれるようになっただわよ。

もう、90近いおばぁちゃん。

…あらゆるケースを想定しながらタクシー飛ばしたよ。

まさかの展開だったけど。

タクシーの お兄さんも、事態把握まで待っててくれたんだわよ。感謝。

年老いても意思は明確で頑固。
見栄っ張りを保ちながら

同時に
本当の気持ち、弱音を打ち明ける踏ん切りというか…他人様に時に甘えてみる方向に意識を振るのはなかなか難しいことなんだろう。

強ければ強いほど。

一週間前に何がおこったのか
涙ながらに語られる描写
想像を絶する


おばぁちゃんの姿と声は一生忘れることはないだろう。


どうか これからも元気に過ごして欲しい。


だわよ。

26

2014/08/17

ブックオフで105円の漫画の棚から、カイジのいちばんきれいな本を1冊だけ買う。それを全巻集めるのが目標なんだけど、それもふたりのあいだで決まりがあって、たくさん揃ってても1冊しか買っちゃだめなんです。そんなふうにいくつものブックオフを回っていると、だんだん匂いでわかるんですよ。あぁ、この感じはカイジないなっていう。東京の東のほうは少ない。画集とか絵本が多いところもないですね。そんなデートばっかりで、ごはんもいつもラーメン屋だし、クリスマスプレゼントは座椅子でした。それでも6年付き合ってたんだけど、ある日急に福岡でスケートボード屋をやるって言ってきて、知らないうちに仕事も辞めちゃってたみたいで、あぁ相談もしないくらい私のことはもうどうでもいいんだなって思って、「1日に何台売れるんだ!」って怒って電話を切っちゃいました。

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甲斐性がない話

実家に帰るたびに、家や車のほころびが目に留まる。
台所やお風呂場など、水まわりはカビが目立つし、家具もボロっちくなってきている。五十肩の人間しかいないから、掃除されることのない天井には、クモの巣が張っている。車もエンジンふかしまくっているのに進みが悪い。
こんな時、リフォーム代や新しい車代をパッと出してあげられたら。いつまでたっても自分の世話だけで精いっぱいなのがふがいない。
結局は世の中お金なのか、そうなのか。

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