何をやるかより
誰とやるかが大事、という言説がある。これは本当だろうか? 確かにやっていることが正しくても、周囲の人がアレだと、成功する確率は低くなる。しかし、いくら周囲の人が優秀でも、向かっている目標が間違っていたら、そもそも成功はあり得ない。以前はそう思っていた。
起業家のコンテキストでは、一人で出来ることは限られているので、適切なパートナーを選ばないと成功はないという意味で使われるように思う。
今日サッカー少年のドキュメンタリーを見た。そこでは、いくら才能があっても、自分を引き上げてくれるコンテクスト、つまり周囲にいるチームメートやコーチが良くなければ、運を引き寄せることはできず、必ず泣かず飛ばずで終わるという話だった。
正しい目標を選ぶことも、運を引き寄せることも、結果を出すことも、適切な仲間が必要なのだ。それは好きな人とだけ適当にキャッキャウフフすることとは違う。適切な距離とリスペクト、そして向上心が少なくとも必要だと今の自分は思う。
いくら周囲の人が優秀でも、向かっている目標が間違っていた場合は、その人たちも優秀じゃなかったんだよ。と思うようになった。
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