2016/05/02
相談しながら、話の途中から、申し訳ないけど、べつにアドバイスを求めていないということに、気がついていた。答えがある問いには悩まない、答えがないから悩んでる。どちらかといえば、答えがない悩みを話せるような、そんな迷惑を気軽にかけられるような相手が、いないことのほうが問題。お願いします、黙って、話を聞いて、たまに頷いて。僕が人の話を聞くときに気をつけているように、僕もまた、壁に打つボールを、打ち返してくれるだけの壁がほしいのかもしれない。いまの仲間の素敵さを、いまの場の豊かさを、幸せと思わないなんてバチが当たるって思いで、さみしさを、苦しさを、なかったことにできるのか。あってるとか、まちがってるとか、そんなこと、ほんとにどうでもいいんだよなって… 「飽きたから全部やめちゃいました」だって、それもひとつの理由で、いいじゃないか。そうやって、毎日ちょっとずつ、だんだん答えに近づいていく。
19