新しい世界からこんにちは。
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新しい世界からこんにちは。
退職アンド、さよなら東京はなかなかヘビー
大学の頃、私に対して「実家ぐらしで気楽でしょ、だから美味しいものとかたくさん知ってるんでしょ」みたいなこと言ってきた知人のこと、たぶん全く許せてないんだなあ。許さなくてもいいかしら。
気楽であるかそうでないか、というのは個人の尺度なので全く他人に測れない。痛みとかが相対化できないのと同じように。
ふっと泡のように浮かんでくるその台詞もそろそろ完璧に「許せなかったね、よしよし、苦労してるものね」と自分を許していいのではないかなと思った。
私の想像のつかない仕事をしている人はその想像のつかないところに苦労があり、見えやすいところに喜びがあり、という感じなのかもしれない。とはいえ人生はしんどい。
こういうときムーンライダーズの歌詞はやさしい。「逃げ道なんかないことを/僕は君から教わった」。僕は走って灰になる。
23時くらいには寝たのに、いつもと同じ時間に起きたし、いつもより眠いし
悲しいことに、程よく手を抜いた時の方がウケるので、もしかしたらグッジャブ売れちゃうかもって、思った。